TEDから学ぶ、ビデオをBuzzらせる秘訣

 

プライベートでも、仕事でも、簡単なショートムービーを作ることが多いのですが

ある時、高校生の頃にYouTubeに投稿したムービーを見ながらこんなことを思っていました。

 

「なんでこんなくだらない10秒の動画が36,000view超えてんだろ…」

投稿したのは6年も前なのに未だにコメントや評価をしてくれる人がいるのが不思議でしょうがありません。

(一方で仕事で真面目に作成したデモムービーなどのview数が伸び悩んでいるのが悔しいという気持ちもあります)

マーケティングの面から考えても、ビデオなどのビジュアルコンテンツはファンやオーディエンスの目を惹く力のあるコンテンツとされています。すなわちバイラルするムービーを作成することは、自身のブランドをWEB上でBuzzらせて認知度を向上させる為にも必要不可欠な事と言えます。

そこで、今回はムービーをBuzzらせる為のインサイトを授けてくれた、『Why videos go viral』 by Kevin Alloccaという2011年のTED動画の内容を要約して紹介します。

Kevin AlloccaはYouTubeに勤務しており、自身で「I professionally watch YouTube videos(私はYoutubeビデオを観るプロです)」と言っているほどの人間です。

 

 

現在、YouTube上には毎分48時間分のビデオがアップロードされ、その中のほんの数%のみのビデオが100万viewに到達、俗に言う「Buzzる」という現象を興します。

では、そんな競争率が高いプラットフォーム上でいかに多くの人にリーチさせるのか?

Kevin曰く、ポイントは3つ。

 

①Tastemakers

②Community Participation

③Unexpectedness

 

① Tastemakers

Tastemakerとは、ビデオの事を世の中に広げてくれるインフルエンサーの事。TEDでは下の “Doubble Rainbow” という動画を参考に説明しています。

 

2つの虹を見つけた男がひたすらに興奮し続けるという内容のビデオのview数はなんと

3,300万view。

理由はこのグラフ。

 

ポストした当時は全くview数が伸びなかったこの動画が、ポストから半年後にJimmy Kimmelがtwitterで紹介したことをきっかけに爆発的にview数を伸ばしています。

ポスト主がBuzzを意図しなくとも、このように著名人が「これは面白い」と公言することで、他の人々がビデオの存在に気付き、それが一種の社会現象(=cultural moment)となります。Shareされるプラットフォームを作り上げるという事、これがTastemakerによるviralの仕組みです。

WEB上で何かがBuzzる一番基本的な作用です。

 

 

② Community Participation

以下のビデオ、”Nyan cat” はひたすらに猫のキャラクターが3分間走り続けるというだけの内容ですが、view数はまさかの

7,100万view。

 

工夫も何もないこのビデオがBuzzった理由こそ、Community Participationにあります。

オリジナル動画に続き、この動画のパロディ映像が次々と出回ります。

 

このように、Remix Communityのユーザー達が類似動画をYouTube上で拡散することにより、オリジナル動画への導線が敷かれ、巨大なユーザー流入が生まれることになります。一見くだらないと思ってしまう動画でも、一部のCommnunityに「あ、これは工夫できそうで面白い」と思わせる創造性があれば、そのインスピレーションが一つの土台となって拡がっていきます。

「観る」だけでなく「参加する」欲求を刺激する事、これがCommunity Participationの意義です。

 

 

③ Unexpectedness

参照されている動画がこちら。New YorkのBike Laneを走っていたなかった事でチケットをきられた男が、「Bike Laneを走り続けるのは危険だ!」というメッセージ性をこめて投稿した動画のview数は

520万view。

まずは観て下さい。

 

「えええええ」という驚きと共に、「面白いなこれ」と思った方は多いはずです。まさかの展開に面白さを感じることこそUnexpectednessです。

例えば、すごく男らしい男性の歌声が少女のような声だったら面白いですよね?

このようにユーモアのあるサプライズは人にエンターテイメント性を与えます。それが「友達にShareしたい!」という欲求に変わり、Buzzるきっかけを与えてくれます。

 

 

上記紹介したように、Tastemakers、Participation、Unexpectednessの3つはYouTube上でBuzzる(100万viewを超える)為の大切な要件と言えます。

TEDプレゼンの最後にKevinはこのように閉めています。

 

Tastemakers, Participation、Unexpectednessは新たなメディア、文化の型と言えます。どんな人でも簡単にアクセスでき、彼らが流行を定義します。

あなた方のアイディアに青信号なんてありません。全ての人が1人1人の流行や文化を所有しています。この新しい型のメディアがエンターテイメントの未来を定義していくでしょう。

 

テレビも視聴者参加型へ移行してきた今の時代、メディアの急変を見事に言い当てていると思います。窓口が多岐化すると同時に、ちょっとやそっとの事じゃ人々は楽しめない。彼らが息を飲むような、且つ身近に感じることが出来るような作品が今後はもっともっと流行していくのではないでしょうか。

このTEDが僕の高校時代の作品のview数の謎に答えをくれたかは不明ですが、今後の作品作りにはかなりヒントをもらう事ができました。

動画制作の際は、紹介したポイントを少しでも意識してみたらいかがでしょうか。

メディアを定義する、必要不可欠な視点です。

 

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