Content Marketerが教師という仕事から学ぶこと

 

Facebookやtwitter上で企業のプレゼンスを上げる事が、ビジネス的に重要になってきている中、Content Marketerという職種が増々重要性を上げてきています。

 

Content Marketingとは…

定義されたターゲットオーディエンスを獲得し、エンゲージさせ、購買行動まで促すことを目的に、ブランドや企業組織と関連性があり且つオーディエンスにとって有用だと見込まれるコンテンツを作成し、発信する為のマーケティング技術のことを指します。

 

具体的にはFacebook Page上でファンがLikeまたはShareしたいと思ってもらえるようなコンテンツを企画する、定期購読などの固定読者がつくような一貫して有用な企業ブログを発信し続ける、Podcastの発信を行う等々の事を言います。

ただ、SNS上でContent Marketerが向き合うのは全て人間。何を考えてるか、何を好きかなんて究極的には分かりません。試行錯誤しながら自身のブランドのファンが何を求めているか、何に興味関心を示してくれるか、という事を探っていく事が必要です。

 

運営には人間力とコンテンツの秀逸さが求められるContent Marketerですが、そんなContent Marketerにとって大切な学びを与えてくれる面白い英文記事があったので、要約も兼ねて紹介します。

前職が教師、現在はWEBのコンテンツマーケティングを行っている方が書いた記事です。

 

What Content Marketer Can Learn From Teachers

コンテンツマーケティングとは、アイディアの拡散と顧客の教育と言えます。その点で、教師が生徒を教育する、という方法と極めてて共通項が多い仕事です。WEBというプラットフォームを利用する新しいマーケティング手法であるコンテンツマーケターですが、従来の教師という仕事から学ぶ事がとてもあるということです。

 

コンテンツマーケターがすべきことは以下の3つとされます。

 

①「売る」ことではなく、「教育する」ことを目指す

② コンテンツカレンダーを管理する

③ 異なったファンに対して特定かつ適切な情報を定める

 

まず第一に、コンテンツマーケターの目標設定は「売る」ことではなく「教育する」ことにあります。

小学校の時、理科の先生の教え方がすごく面白かったことが理由で理科という科目を好きになった人は少なくないと思います。僕自身、すごく退屈だった歴史の授業が、面白い先生に変わったことで一気に楽しくなったのを覚えています。

すなわち、勉強したいという自発的なアクションを興すためには情報提供者である先生の教育手法に大きく依存していると言えます。

 

まずは対象に興味をもってもらうという点で、上記フローはコンテンツマーケティングと共通する部分があります。コンテンツ創造によりブランドの売り出したいポイントをファンに「教育」し、プロダクトや場所に「興味」を持ってもらいそこへ導く、そして最終的に「顧客」へとコンバートさせる。これがコンテンツマーケティングの一連の流れと定義すると、情報を投稿するという行為は、商品を売り出すというよりもファンに興味を持ってもらうことに重点があります。

特定のオブジェクト(=ビジネスとして売り出したいポイント)に興味を持ってもらうことで、購買行動の初動をデザインすると考えると、コンテンツマーケティングの目的は「売る」よりもユーザーを「教育する」側面が強いんだと思います。

 

次に、コンテンツカレンダー管理の重要性についてです。

高校や大学の講義では、授業の初めに講義全体のアジェンダが配布されますよね。学生はそのスケジュールを見て講義の準備や見通しを立てる事が出来るという利点がある一方で、先生達にも利点はあります。講義のテーマや講義規模などに見合うような授業構成を組むことで長期的な講義構成や授業の展開が可能になります。また、休講など急な変更が発生した際も、事前に作成したスケジュールの一部に変更を加えることで対応する事が出来ます。

 

コンテンツマーケターも同様に、総合的な戦略を練る一部としてコンテンツカレンダーを作成することが有効です。ビジネスプランやマーケティングKPIに合致する形で「どんなコンテンツをどんなスケジュールで発信していくか」を決めましょう。それがコンテンツカレンダーとなります。

コンテンツカレンダーを作成することで、常に事前に最新のコンテンツを準備することが出来ますし、会社にとって突発的な出来事やイベントにも柔軟に対応することが可能となります。

参考記事(英文):5 Keys to an Editorial Calendar that Keeps Your Content on Track

 

最後に、異なったクラスターのファンに対するコンテンツ発信方法についてです。

学校の1クラスの中には色々な種類の生徒がいます。授業を受ける態度も違えば、学習スピードも違うし、得意ジャンルも違う。一回聞くだけで習得できる生徒もいれば、何度も繰り返さないと習得できない生徒もいる中、同じ科目を1クラス全体に教えなければいけないのが先生の役割です。

色々な方法があると思いますが、僕の小学校の先生は生徒1人1人の理解スピードに合わせて微妙に異なった課題や、クイズなどを授業の中に散りばめていました。Aの質問の答えが分かる生徒がいる一方で分からない生徒もいます。ただAの質問が分かってもBの質問には分からないかもしれません。このようにどこかの質問で「分からない」を見つけられるような仕組みにしてたのかもなぁ、と今は思います。

 

このジレンマはコンテンツマーケターにも共通するものです。文章を読むのが好きなファンもいれば、聴くのが好きなファンもいる。もちろん観ることが好きなファンもいます。

あらゆるクラスターのファンに共通のメッセージを届ける方法をコンテンツミックスといいます。ブログ、Podcast、ビデオ、インフォグラフィック、などある1つのコンテンツを象る複数のパーツを準備することがとても大切です。

伝える内容はフォーマットによって少しずつ違くとも、共通のメッセージ性を含ませておけばファンにブランドを教育することは可能です。まずは、自分のブランドを好きでいてくれるファンの方々がどんなクラスターで構成されているのか、を吟味することが必要になってきます。

 

以上のように、先生がこれまで行ってきた仕事と、コンテンツマーケターがこれから行っていく仕事には多くの共通点があります。

教師もマーケターも、相手が人間である限りこれというような正解はありませんが、困った時はふと昔を思い出して、自分が大好きだった先生がどうやって接してくれただろう?と考えてみるといいかもしれません。

 

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